- 教えたくなかったのに住所が知られてしまった
- 匿名サービスを使ったのに取引相手から電話がかかってきた
- 取引相手がなぜか本名を知っていた
想像するだけで恐ろしいですが、実際に起きているトラブルです。
メルカリの匿名配送を使っても、時には名前や住所、電話番号などが相手に漏れることがあるのです。
どうしてこんなことが起こるのでしょう?この匿名配送サービスの仕組みと、その問題点についてお話しします。
この記事を執筆しているのは本業の傍ら、メルカリで月50万円以上の売り上げをあげているクオモと申します。
メルカリを使って簡単に副業する方法は次の記事にまとめています。
情報は全て無料で公開しており、登録なども必要ないのでご安心ください。
メルカリ匿名配送とはどういうものなのか
メルカリでよく使われる「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」は、名前を伏せたまま商品を交換できる便利なサービスです。
しかし、このような匿名配送サービスはメルカリだけでなく、「ヤフオク」や「ラクマ」など他のフリマアプリにも存在します。
今回は、これらのサービスの中でも特に「メルカリ便」を使って、匿名配送の流れとその安全性について詳しくご説明します。
メルカリ匿名配送サービスの仕組みについて
匿名配送サービスを利用する際の手順は次のようになります。
- まず、フリマアプリで商品代金が支払われたことを確認します。
- 次に、アプリ上で発送に必要なQRコードを取得します。
- このQRコードを、コンビニや郵便局に設置されている専用機器でスキャンします。
- 機器はスキャンしたコードから送り状を印刷し、これを荷物に貼り付けます。
- 最後に、荷物を窓口かレジに渡せば発送手続きは完了です。
ユーザー間のやり取りはアプリ上のユーザー名で行われます。
送り先の住所、名前、電話番号はQRコードに含まれており、印刷された送り状には送り主と受取人の情報が記載されていません。これにより、フリマアプリと配送業者の間でのみ情報が共有され、お互いの個人情報が保護される設計になっています。
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の詳細については、関連する記事をご覧ください。
受取人に名前・住所が知られてしまう原因
この問題は、商品購入後に配送方法を変更したときに生じることがあります。
出品者が商品をリストする際に配送方法を「未定」に設定し、その後商品が購入された後に「メルカリ便」などの匿名配送サービスへと変更するケースです。
この操作をすると、匿名配送サービスを正常に使える一方で、アプリ内で購入者の情報が見えてしまうことがあります。
特にメルカリでは、メッセージでの交渉を通じて、送料を出品者が負担するように変更することがよくあります。
もし配送方法が事前に適切に設定されていれば問題はありませんが、購入後に配送方法を変更する際に忘れてしまうと、個人情報が漏れるリスクが生じるのです。
住所と名前くらい伝わっても問題ない?
住所や名前が漏れてしまっても大した問題ではないと思っている方もいるかもしれませんが、これは非常に危険な考え方です。なぜなら、メルカリを通じて得られた個人情報を使った詐欺事件が後を絶たないからです。
詐欺に遭わないためにも、防犯意識を高めることが重要です。そこで、これらの詐欺がどのように行われているのか、その手口について具体的にご説明します。
発送方法「未定」を悪用した詐欺
「未定」の発送方法を利用した詐欺について、注意が必要です。
Paidyという後払い決済サービスを利用した新しい詐欺手口が出現しています。後払いサービスとは、商品を受け取った後に代金を支払うシステムのことです。
詐欺の流れは以下のようになります。
- 犯人は配送方法を「未定」に設定した家電をヤフオクに出品します。
- 何も知らない一般人がその商品を購入し、代金を支払います。
- 犯人は購入者の名前と住所を使ってPaidyに登録します。
- 犯人は大手家電店のウェブサイトで同じ家電を購入し、Paidyで後払いを選択します。
- 商品は購入者の住所に届けられます。
- 1ヶ月後、購入者にPaidyから後払いの請求が届きます。
この手口では、メルカリで得た個人情報だけで詐欺が行われます。メルカリでの取引が完了しても、後払いの請求は1ヶ月後になるため、詐欺が発覚するのは時間が経ってからです。
このような詐欺を未然に防ぐためには、以下の2点に注意することが重要です。
- 匿名配送サービス「メルカリ便」を利用する商品のみを購入する。
- 配送方法が「未定」の商品は購入しない。
これらの対策を講じることで、詐欺被害を避けることができます。配送方法については、これまで以上に慎重に確認する必要があります。
SNSなどで良く見る高額売上の秘密
SNSで目にすることが多いのが、メルカリやせどりでの高額売上をアピールするアカウントです。
主に主婦や学生がメルカリを利用して、特定の手法で商品を転売し、かなりの収益を上げているケースが増えています。これらの方法は情報商材やオンラインサロンで有料で提供されているものですが、ここではその内容を明らかにします。
「せどり」とは、安価で商品を仕入れて高く売ることによって利益を得る行為です。
対象となるのはセール品、希少価値のある商品、または品薄で人気のある商品などです。
多くのブログやSNSでは、転売やせどりの方法、ノウハウを有料で提供し、そこから利益を得ています。しかし、実際には高く転売できる商品を安く手に入れる機会はそう多くはありません。
では、先に触れたような売上を実現している人たちは具体的にどのようにして利益を出しているのでしょうか。実は彼らは「卸し専用サイト」を利用して、非常に安価で商品を仕入れているのです。
原価で商品を購入できるサイトがある
通常、小売店やオンラインショップが商品を仕入れる際には、卸売業者や商社を通じて行います。
しかし、最近ではインターネットを利用して、オンラインショップのように気軽に商品を仕入れることができるサイトが増えています。
これらの「卸し専用サイト」は、ネットショップ経営者や実店舗のオーナーだけでなく、個人の利用者にも開放されていることが多いです。
そして、そうしたサイトの中でも特に大規模で豊富な商品を取り扱っているのが、NETSEA(ネッシー)というサイトです。
卸し専用サイトを利用する際の手順は、普通のオンラインショッピングと変わりません。欲しい商品をカートに入れて、決済をするだけです。
また、大量購入の必要はなく、1点からでも商品を購入できるのが特徴です。
これらの商品は「卸値」として提供されるため、中間のマージンが発生せず、非常に安価で手に入れることが可能です。
商品の価格を確認するためには、サイトへの登録が必要ですが、登録や利用に費用はかかりません。興味がある方は、まずはサイトに登録してみると良いでしょう。
取扱い商品のジャンルは下記の通りです。
- アパレル
- ファッション雑貨
- 雑貨
- 美容、健康
- 家具、インテリア
- 店舗用品、事務用品
- 家電、AV、PC
- 食品、飲料
多い日には1日数千点の新商品が登録されています。
実際に購入しメルカリで転売した実例を紹介
ではどんな商品があるのか、またその商品がいくらで売れるのか?
NETSEA(ネッシー)の商品をメルカリで実際に転売した実例をご紹介します。
例えばこちらの商品ですが
NETSEA(ネッシー)では税抜き787円で購入することができます。
こんなカーディガンが1,000円以下とは
ファストファッションのブランドも驚きの安値です。
ではこの商品をメルカリに出品すると。。。
なんと2,590円で即決しました。
送料や販売手数料を抜いても
1点で約1,000円以上の利益になります。
さらに稼ぐにはネットショップの用意が必要
これだけでも簡単なお小遣い稼ぎが可能ですが
これ以上稼ぐには自分でネットショップを立ち上げ
メルカリと2つの販売チャンネルを持つことが必要です。
その理由や細かい内容については
別の記事で紹介していますので
興味がある人はみてください。