こんにちは!クオモです。
フリマアプリ「メルカリ」の匿名配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」
発送方法の種類や料金、使い方はちょっと複雑ですよね。
初めての方でもわかりやすいように解説していきます。
- ゆうゆうメルカリ便の使い方がわからない
- ゆうゆうメルカリ便は匿名なの?どうやって送るの?
- 料金、到着までの日数、使えるサイズや重さなどが知りたい
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」
最初聞いた時は、なにが違うのか全然わかりませんでした。
でもサービス内容を細かく見ていくと、それぞれの違いや特色が見えてきます。
「この場合はこっちの方がお得」そんなケースも出てきます。
結論から先に申し上げると
「日数かかってもいいから安く荷物を送りたい」
その条件なら「ゆうゆうメルカリ便」です。
らくらくメルカリ便については下記リンクから別記事をご参照ください。
「ゆうゆうメルカリ便」の発送の手順については下記から該当の記事に飛べます。
メルカリの匿名配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」
「ゆうゆうメルカリ便」は郵便局と提携している配送サービスです。
その為、荷物を出す(集荷)のも、荷物を届ける(配達)のも全て郵便局が行います。
「ゆうゆうメルカリ便」には3つの種類があります。
3つの種類の「ゆうゆうメルカリ便」
- ゆうパケット
- ゆうパケットプラス(メルカリ限定サービス)
- ゆうパック
上記3種類の中から選択することが出来ます。
「ゆうパック」と「ゆうパケット」は元々郵便局の配送サービスでありましたが、2019年10月から「ゆうパケットプラス」がメルカリ専用サービスとして加わりました。
ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケット」
サイズ | 重量 | 料金(税込) |
3辺合計60cm以内かつ長辺34cm以内、厚さ3cm以内 | 1kg以内 | 全国一律 175円 |
3辺合計とは箱の縦、横、高さの合計になります。
A4サイズに対応していて尚且つ3㎝以内で収まる厚さであれば175円で送れるというお得なサービスです。
ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケットプラス」
サイズ | 重量 | 料金(税込) |
24cm×17cm、厚さ7cm以下 | 2kg以内 | 全国一律 440円(箱代含む) |
2019年10月16日から開始されたメルカリ限定のサービスです。
A4サイズよりは小さいですが7cmまでの厚さがある商品に対応しています。
このサービスには専用の箱を使わなくてはいけません。
そこがちょっとだけ面倒です。
箱は有料(税込65円)でメルカリアプリ内のストアかローソンで購入可能です。
ゆうゆうメルカリ便「ゆうパック」
サイズ | 重量 | 料金(税込) |
3辺合計が60㎝まで | 25kg以内 | 全国一律 700円 |
3辺合計が80cmまで | 25kg以内 | 全国一律 800円 |
3辺合計が100cmまで | 25kg以内 | 全国一律 1000円 |
料金的には「らくらくメルカリ便」と同じですが60~100サイズまで25kgまでの重さに対応しています。
重いものを送りたいのであれば「ゆうパック」の方が優れています。
「ゆうゆうメルカリ便」のメリット
「ゆうゆうメルカリ便」の優れている点を挙げていきます。
メリット1:お互いに名前や住所を伝えず取引できる「匿名配送」
一番のメリットはなんと言っても「匿名配送サービス」である、ということです。
誰でも簡単に商品の売買が出来るメルカリですが、その利用者にも色々な人がいます。
先日ニュースになったPaidyの後払いサービスを悪用した詐欺もメルカリの匿名配送を利用すれば事前に防ぐことが出来ました。
出来るだけトラブルは回避したいですね。
「ゆうゆうメルカリ便」はアプリからQRコードを発行し、それを読込んで送り状を発行します。
その為、購入者・出品者の双方が相手の情報を知らずに取引することが出来ます。
メリット2:宛名を書かなくても発送出来る
先にも触れましたが「ゆうゆうメルカリ便」はQRコードを利用して送り状を発行します。
その為、宛名を書く手間がありません。
発送個数が多いと宛名書きだけで労力と時間がかかります。
QRコードから送り状が出せることで手間の軽減と、宛名の書きミスによる誤配送も事前に防ぐことが出来ます。
メリット3:送料が全国一律で料金が安い
通常発送の際に次のような悩みや問題が起きたことはありませんか?
- 荷物を出しに行ったら想定していた送料より高かった
- 事前に送料の設定や連絡をするのに調べるのが面倒
- 宅配業者で送料が違う場所もあり安く送る判断が難しい
「ゆうゆうメルカリ便」は全国一律料金なので単純明快です。
と、全国一律とさらっと書いていますがこれすごいことですよ。
沖縄でも北海道でも離島でも同じ料金で届けるというのは破格のサービスです。
メリット4:配送事故などの際の補償がある
こちらについては2019年2月~3月頃のメルカリボックス質問内で
下記の文章がメルカリガイドの中にあるとのユーザーの投稿があります。
メルカリ便を利用していただいたお客さまには、配送を含めてメルカリがお取引をサポートいたします。配送時のトラブルにより商品紛失・破損等が発生した際には、メルカリが商品代金/販売利益を全額補償いたします。
それ以外の配送方法をご利用頂いている場合は配送会社からの補償とさせていただく場合がございます。
しかし、現在ガイド内にこの文章はない為「メルカリ全額補償は無くなった」と思われます。
メルカリでの補償はなくなりましたが、運送中の事故についてはその後も事務局が返金などの対応を行っています。
メルカリ便に関しは「メルカリが補償する」から「運送会社が補償する」に変更になったものと思われます。
補償してくれる先が変わっただけで、配送中の事故や破損紛失は以前と変わらずに補償してくれるようです。
メリット5:発送後の荷物が追跡出来る
発送後に「荷物が今どこにあるのか、配達完了しているのか」など知りたいですね。
「ゆうゆうメルカリ便」では全ての配送サービスで荷物の追跡を行うことが出来ます。
商品の状況がわかるのは安心ですね。
ゆうゆうメルカリ便のデメリット
ここまでメリットを挙げてきましたがもちろんデメリットもあります。
デメリット1:お届け完了まで日数がかかる
宅急便のサービスに比べると若干日数がかかります。
例えば「東京→大阪」で見ると、宅急便であれば翌日に配達できます。
「ゆうゆうメルカリ便」は郵便局の配達になるので宅急便より1~2日余計にかかります。
デメリット2:土日は窓口も配達もお休みなのでさらに時間がかかる
土日は窓口はお休みの為、荷物の受付は平日のみとなります。
また配達も土日は休みになります。
土日を挟む場合には翌月曜のお届けになります。
デメリット3:日時指定が出来ない
このご時世、荷物の配達で日時指定が出来ないのはかなり痛いですが
その分料金が安いと考えてここは我慢。。。
デメリット4:着払いの利用が出来ない
「ゆうゆうメルカリ便」は着払いの利用が出来ません。
というのも、メルカリ便の利用条件が送料の出品者負担になります。
その為、落札者が送料を負担する着払いでの発送は利用できないのでご注意ください。
デメリット5:荷物を預けられる場所が少ない
「ゆうゆうメルカリ便」の発送は郵便局かローソンで荷物の受付をします。
他の発送方法に比べ選択肢が少なく、また集荷のサービスもないので近所に郵便局もローソンのない場合は利用が大変です。
「ゆうゆうメルカリ便」と「らくらくメルカリ便」の比較
サービス内容の比較
ゆうゆうメルカリ便 | らくらくメルカリ便 | |
受付場所 | ローソン 郵便局 | ヤマト営業所 ファミリーマート セブン-イレブン 宅配便ロッカーPUDO |
集荷 | 無し | 有り |
受け取り場所 | 自宅 ローソン ミニストップ 宅配便ロッカー「はこぽす」 | 自宅 |
対応サイズ | ・ゆうパケット (A4サイズ相当) ・ゆうパケットプラス (24cm×17cm、厚さ7cm) ・ゆうパック (60~100サイズ) | ・ネコポス (A4サイズ相当) ・宅急便コンパクト (24.8cm×34cm他) ・宅急便 (60~160サイズ) |
便利さでいうと「らくらくメルカリ便」の方が
取り扱い店舗、集荷がある点で有利です。
サイズと料金の比較
クラス | サービス名 | サイズ | 取扱い | 重量 | 送料 |
軽量 | ゆうパケット (ゆうゆうメルカリ便) | 3辺合計60cm以内 長辺34cm以内 厚さ3cm以内 | 郵便局 | 1kg以内 | 175円 |
軽量 | ネコポス (らくらくメルカリ便) | (角型A4サイズ) 31.2cm×22.8cm以内 厚さ2.5cm以内 | 宅急便 | 1kg以内 | 195円 |
中量 | ゆうパケットプラス (ゆうゆうメルカリ便) | 24cm×17cm以内 厚さ7cm以内 | 郵便局 | 2kg以内 | 440円 (箱代65円含む) |
中量 | 宅急便コンパクト(薄型) (らくらくメルカリ便) | 縦24.8cm×横34cm以内 厚さ制限なし | 宅急便 | 無制限 | 445円 (箱代65円含む) |
中量 | 宅急便コンパクト(箱型) (らくらくメルカリ便) | 縦25cm×横20cm以内 厚さ5cm以内 | 宅急便 | 無制限 | 445円 (箱代65円含む) |
重量 | ゆうパック (ゆうゆうメルカリ便) | 60サイズ 80サイズ 100サイズ | 郵便局 | 25kg以内 | 700円 800円 1000円 |
重量 | 宅急便 (らくらくメルカリ便) | 60サイズ 80サイズ 100サイズ 120サイズ 140サイズ 160サイズ | 宅急便 | 2kg以内 5kg以内 10kg以内 15kg以内 20kg以内 25kg以内 | 700円 800円 1000円 1100円 1300円 1600円 |
こうやって並べてみると、同じようなサービスかと思っていた
「ゆうゆうメルカリ便」と「らくらくメルカリ便」でも細かな違いがあることに気づきます。
それぞれ比較してみましたが、サービス面での結果は引き分けです。
あとは利用者の環境(郵便局が近い、セブンイレブンが近いなど)で使い分けてみましょう。
ゆうゆうメルカリ便の梱包方法は?
「ゆうゆうメルカリ便」は「ゆうパケットプラス」以外はどんな梱包でも大丈夫です。
自宅にある段ボールや紙袋、また100円均一などで購入できるプチプチなどの梱包材で商品が配送中に損しないように梱包しましょう。
「ゆうパケットプラス」は専用の箱を事前に購入し用意する必要があります。
購入にはメルカリアプリ内のストアかコンビニエンスストアのローソンで購入出来ます。
「ゆうゆうメルカリ便」の発送までの手順
まずは商品の梱包まで済ませてしまいましょう。
メルカリ便はアプリ内で発行されるQRコードを郵便局もしくはローソンで読み込んで送り状を発行します。
一見難しそうですがアプリの案内手順の通りに従えば簡単に行うことが出来ます。
郵便局で受け付けする場合の手順
郵便局で受付する場合は「ゆうプリタッチ」と呼ばれるQRコードを読み取る機械があるかないかで手順が変わってきます。
ゆうプリタッチの機械がある場合
- メルカリアプリの取引画面にある「配送用2次元コードの生成」項目へ
- サイズと品名を記入し、「郵便局用2次元コードを表示する」を選択
- 画面にQRコードが表示されます
- ゆうプリタッチにスマホを置いてQRコードを読み込みます
- シールタイプの送り状が機械から印刷されます
- 発行された送り状と荷物を持って窓口へ
- 手続き完了です
ゆうプリタッチの機械がない場合
- メルカリアプリの取引画面にある「配送用2次元コードの生成」項目へ
- サイズと品名を記入し、「郵便局用2次元コードを表示する」を選択
- 画面にQRコードが表示されます
- 郵便局の窓口で担当の局員に画面を見せます
- 送り状を渡されるので荷物に貼り付け局員に渡します
- 手続き完了です
コンビニ「ローソン」で受付する場合の手順
ローソンで「ゆうゆうメルカリ便」の受付をする場合にはコンビニ内にあるLoppiの機械を利用します。
- メルカリアプリの取引画面にある「配送用2次元コードの生成」項目へ
- サイズと品名を記入し、「コンビニ用2次元コードを表示する」を選択
- 画面にQRコードが表示されます
- コンビニ内にあるLoppiの機械をタッチ「Loppi専用コードをお持ちの方」を選択
- スマホ画面のQRコードを読み込みます
- 申し込み内容を確認し、「発行する」を選択
- Loppiから出力された申込券と荷物を、30分以内にレジへ持参します
- 店員から送り状、伝票納入袋を受け取ります
- 伝票納入袋に送り状を入れて、発送する荷物に貼ります
- 控えのレシートと伝票をもらって、手続き完了
少しでも早く届ける為に注意するポイント
手続きする時間帯に注意する
時間帯によっては窓口で荷物を渡したのに発送が翌日になる場合があります。
ローソン、特定郵便局、集荷郵便局の当日発送になる時間帯を覚えておきましょう
ローソンの当日出荷の時間
午前中と午後に1回ずつ集荷があります。
午前中であれば10時頃、午後は15時までに受付を済ませれば当日出荷になります。
特定郵便局
特定郵便局と集荷郵便局の違いですが、17時以降でも窓口があり手続きが可能な郵便局が集荷郵便局です。
その他の小さい郵便局は特定郵便局になります。
特定郵便局もローソンと同様に1日2回の集荷です。
午前は10時頃、午後は15時頃までの受付で当日出荷になります。
集荷郵便局
集荷郵便局も午前と午後の1回ずつなのですが時間が若干異なります。
午前中は12時頃まで、午後は17時頃までに受付をすれば当日出荷になります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
メルカリのゆうゆうメルカリ便ですが、日時指定ができなかったり配達に日数がかかったりする点もありますが、その分費用が安いので送る商品によって使い分けするのもありでしょう。