季節の贈り物として届くハムやお菓子、家庭で消費しきれないことがありますよね。家にあると、賞味期限が気になり、結局は捨てることになることも。しかし、これらの食品、実は上手に活用する方法があるんです。
実は、メルカリなどのフリマアプリを使えば、これらの食品をお金に変えることができるんですよ。ただし、食品の出品には他の商品とは異なる細かなルールがあるため、注意が必要です。
この記事では、メルカリで食品を出品する際のルールや注意点、そして効果的な送り方について、わかりやすく解説していきます。これを読めば、家にある余分な食品を賢く活用し、ちょっとしたお小遣い稼ぎにつなげることができるかもしれません。
この記事を執筆しているのは本業の傍ら、メルカリで月50万円以上の売り上げをあげているクオモと申します。
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メルカリで食品を出品するうえでのルール・注意点
メルカリで食品を出品する際には、いくつかの重要なルールがあります。これらのルールを守ることで、安全かつ規約に違反しない出品が可能になります。
まず、生の食肉や魚介類の出品は禁止されています。これは衛生上のリスクが高いためです。また、出品する際には消費期限や賞味期限がはっきりと分かる画像を掲載することが必須です。食品はその保存方法に従って発送することも大切です。保健所の許可が必要な食品については、メルカリSHOPを除き、一般の出品者は出品を避けるべきです。
出品が禁止されている食品には、開封済みの食品、消費期限の記載がないもの、期限切れの食品、到着後1週間以内に期限が切れる食品などが含まれます。特に、消費期限が近い食品を出品する際には、購入者が商品を受け取るまでの時間を考慮し、余裕を持って出品することが重要です。
食品の包装を開封した状態での出品は、いかなる場合でも許されません。また、自分で再包装した食品も出品できません。消費期限が近い場合は、配送日を指定できるゆうパックや宅急便などを利用し、購入者に期限について明確に伝えることが望ましいです。
これらのルールを守ることで、メルカリでの食品出品がスムーズに、そして安全に行えるでしょう。
メルカリへの食品の出品は食品表示が大事
メルカリで食品を出品する際、商品ページの画像で以下の６つの食品表示が確認できる必要があります。
- 名称
- 原材料名
- 内容量
- 消費期限または賞味期限
- 保存方法
- 販売者
商品説明文にこれらの情報を記載していても、画像で確認できない場合は不十分です。出品者は、これらの情報がすべて写真に映っていることを確認する必要があります。
個包装食品の出品についても特別な注意が必要です。個包装食品が出品できるのは、以下の条件を満たす場合です。
- 個包装の食品自体に、食品表示（名称、原材料名、内容量、消費期限または賞味期限、保存方法、販売者）が全て記載されており、これらがメルカリ商品ページの画像で確認できる場合。
- 個包装に消費期限または賞味期限のみが記載されているが、外装に上記の食品表示が全て記載されており、これらがメルカリ商品ページの画像で確認できる場合。
例えば、お菓子のように個別に包装された食品がさらに外装で包まれている場合、これらのルールに従って出品する必要があります。これらのルールを守ることで、安全かつ規約に準拠した出品が可能になります。
メルカリでの食品の発送方法
メルカリでの配送には、匿名配送が可能な「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」という便利なサービスがあります。これらのサービスは送料が全国一律で、多くの出品者にとって非常に便利です。しかし、重要な点として、これらのメルカリ便では冷凍や冷蔵状態での配送ができないことに注意が必要です。
食品の保存方法が「冷蔵」または「冷凍」と記載されている場合、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便の利用は適していません。ただし、メルカリShopsに登録している場合は、「クールメルカリ便」の利用が可能です。
冷蔵や冷凍食品を送る場合、選択肢は以下の通りです。
- ヤマト運輸のクール宅急便：冷蔵・冷凍両方に対応。
- 日本郵便のチルドゆうパック：冷蔵のみ対応。
クール宅急便は冷蔵と冷凍の両方の温度帯に対応していますが、チルドゆうパックは冷蔵のみに対応しているため、冷凍食品を送る場合はヤマトのクール宅急便を選ぶ必要があります。
送料に関しては、通常の宅急便やゆうパックと比べて、温度管理が必要なため、サイズや配送会社、お届け先との距離によっては、200円から2000円程度の追加料金がかかることがあります。この点も出品時に考慮する必要があります。
冷蔵または冷凍食品を発送する場合
冷蔵または冷凍食品を発送する際には、ヤマト運輸のクール宅急便や日本郵便のチルドゆうパックを利用することが望ましいです。これらのサービスでは、専用の配送車を使用して食品の温度を適切に保ちながら配送してくれます。
さらに、食品の品質を保つために、保冷剤やジップ付きの袋を使用して食品を包むことが推奨されます。例えば、食品をジップ付きの袋に入れ、保冷剤を同梱することで、食品が適切な温度で保たれるようにします。冷凍食品の場合は、プチプチなどの保冷効果を高める材料を使用するとさらに良いでしょう。
梱包には、適切なサイズのダンボールや紙袋を使用します。これにより、食品が輸送中に動かないように固定され、品質が保たれます。その後、クール宅急便やチルドゆうパックを利用して発送します。
このように、適切な梱包と配送方法を選ぶことで、冷蔵や冷凍食品を安全に、そして品質を維持した状態で届けることができます。これは、食品をメルカリなどのフリマアプリで出品する際に非常に重要なポイントです。
冷蔵・冷凍の必要のない食品を発送する場合
常温保存が可能な食品に関しては、基本的にどの配送方法を選んでも問題はありません。しかし、賞味期限や消費期限が購入者の手元に届いてから7日以内に切れる食品は、出品が禁止されています。そのため、賞味期限が近い食品を出品する場合は、宅急便やゆうパックのような日にち指定が可能な配送サービスを利用することが望ましいです。
メルカリでは、メルカリ便を利用せずに宅急便やゆうパックで商品を送ることも可能ですが、この場合、発送元とお届け先の距離によって送料が高くなることがあります。そのため、メルカリ便を使わない場合は、購入者に居住都道府県を事前に確認し、送料を計算しておくと良いでしょう。
また、メルカリ便を利用する場合でも、宅急便やゆうパックを選択すれば、お届け日の指定が可能です。これにより、賞味期限が近い食品を送る際にも、適切なタイミングで商品が届くように調整することができます。これらの配送オプションを上手く活用することで、食品の出品と発送をスムーズに行うことができます。
メルカリで食べ物は売れる？食品販売のルールと効果的な送り方ガイドのまとめ
これまでの内容をまとめると、メルカリで食品を出品する際にはいくつかの重要なポイントがあります。
まず、食品の出品には、商品ページの画像で食品の名称、原材料名、内容量、消費期限または賞味期限、保存方法、販売者が確認できる必要があります。特に、冷蔵や冷凍が必要な食品の場合、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便ではなく、クール宅急便やチルドゆうパックを利用する必要があります。これらの食品は、保冷剤やジップ付き袋などを使って適切に梱包することが推奨されます。
また、賞味期限が購入者の手元に届いてから7日以内に切れる食品の出品は禁止されているため、賞味期限が近い食品を出品する際は、宅急便やゆうパックなど日にち指定が可能な配送サービスを利用することが望ましいです。メルカリ便以外の配送方法を選択する場合は、送料が変わる可能性があるため、購入者に居住都道府県を確認し、送料を事前に計算しておくことが重要です。
これらのポイントを押さえることで、メルカリでの食品出品がスムーズに行え、購入者にも安心して商品を届けることができます。適切な配送方法と梱包を心がけ、メルカリでの食品販売を成功させましょう。
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