メルカリでの販売促進には、「商品を削除しての再出品」という手法がよく推奨されています。これは、売れ行きが芳しくない商品に新たな注目を集める効果的な戦略です。
しかし、この方法を頻繁に利用すると、メルカリからのペナルティを受けるリスクもあるため、慎重に行う必要があります。
今回は、メルカリで商品を削除する際の留意点、再出品のコツ、そしてペナルティを避けるためのアドバイスをご紹介します。
この記事を執筆しているのは本業の傍ら、メルカリで月50万円以上の売り上げをあげているクオモと申します。
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メルカリ攻略!削除と休止の違いと賢い使い方
メルカリで商品を目立たせるためには、商品を一度取り下げてから再出品する手法があります。これには「商品削除」と一時的に非公開にする「一旦停止」という二つの方法が存在します。
「商品削除」を選ぶと、その商品のページは完全に削除され、再出品する際には新たにページを作成する必要があります。これにより、商品は新着として扱われ、メルカリのタイムラインで上位に表示されやすくなります。
一方で、「一旦停止」は商品ページを一時的に非公開にし、後で元に戻すことができますが、新着扱いにはならず、タイムラインでの上位表示は期待できません。
再出品の際には、これらの違いを理解し、商品が新たな買い手に見つかるよう適切な方法を選ぶことが大切です。
メルカリ削除でペナルティ?その理由と回避策
メルカリで商品を削除する際には、以下の三つの注意点を守ることが重要です。
大量の商品削除は避ける
メルカリでは、多数の商品を一度に削除する行為は、転売業者と見なされるリスクがあります。メルカリは個人間の不要品売買を目的としているため、大量削除はその原則に反すると解釈されかねません。業者としての出品が目的の場合は、メルカリshopsの利用を検討しましょう。
再出品は慎重に
メルカリ事務局は商品の削除後の再出品を明確に推奨していません。商品ページを一時停止する「一旦停止」を利用することが、間接的に推奨されています。削除した商品ページは復活できないため、再出品を考える際はこの点を考慮する必要があります。
頻繁な再出品は控える
メルカリでは、頻繁な再出品が不正行為と見なされることがあります。特に、禁止されている商品を削除後に再出品する行為は、厳しいペナルティを受ける可能性が高いです。安全を期して、再出品は必要最小限に留めるべきです。
メルカリ再出品ペナルティの理由と正しい対処法
メルカリで商品削除と再出品を繰り返すことによって、以下のようなペナルティが科される可能性があります。
圏外飛ばし
これはメルカリが公式に認めているペナルティではありませんが、実際に行われているとされる措置です。再出品した商品が検索結果に表示されにくくなったり、タイムラインでの上位表示がされなくなることを指します。これにより、商品が売れにくい状態になります。圏外飛ばしは明確な通知がないため、再出品しても閲覧数や「いいね」が増えない場合には、この状態にあると考えられます。
利用制限
メルカリが公式にペナルティとしている措置の一つです。違反の程度によっては、24時間の利用制限から始まり、本人確認やヒアリングを要する場合は、数日から数週間、場合によっては数ヶ月の利用制限がかけられることがあります。
無期限の利用制限
最も重いペナルティで、アカウントが永久に使用できなくなる措置です。出品禁止商品の再出品や偽ブランド品の販売など、重大な違反があった場合に科されることがあります。この措置が取られると、アカウントは復活できません。
これらのペナルティは、メルカリの利用規約やコミュニティの健全性を守るために設けられています。再出品を行う際には、これらのリスクを十分に理解し、慎重に行動することが求められます。
メルカリ削除&再出品ペナルティ回避のコツ
再出品を行う際には、ペナルティを避けるために以下のポイントに注意してください。
元の商品ページは完全に削除する
再出品前には、元の商品ページを削除しておくことが重要です。削除せずに同じ商品を再出品すると、同一商品のページが複数存在することになり、ユーザーの混乱や事務局の疑念を招く原因になります。これはペナルティのリスクを高める行為ですので、再出品する前には必ず元のページを削除しましょう。
再出品のタイミングを慎重に選ぶ
再出品するタイミングは、商品が最も目立つ時を狙うことが望ましいです。新着商品はタイムライン上で上位に表示されるため、ユーザーの目に触れやすくなります。そのため、ターゲットとなるユーザーがアクティブになる時間帯を見計らって出品することが、売れる確率を高めます。例えば、主婦層なら昼間、社会人なら夜間や週末、学生なら放課後の時間帯が狙い目です。
ターゲットの行動パターンを考慮する
初めて出品する際には、自分の都合で出品することが多いかもしれませんが、再出品する際にはターゲットの行動パターンを考慮することが重要です。ターゲットがオンラインで活動している時間帯に合わせて出品することで、商品が売れる可能性が高まります。出品タイミングを変えるだけで、売れ行きが大きく変わることもありますので、ぜひ試してみてください。
メルカリで安全に値下げ!削除ペナルティを回避する方法
再出品を行う際には、以下のポイントに注意して、ペナルティを避けるようにしましょう。
値下げを検討する
売れ残りの原因として考えられるのは価格設定です。メルカリユーザーは価格を重視する傾向にあるため、他の出品者との価格競争に勝つためには、市場価格を調査し、適正価格かつ少しでも安い価格で出品することが重要です。
商品画像を見直す
商品画像は購入意欲に直結します。画像が鮮明で、商品の状態が正確に伝わるように撮影しましょう。隠すべき点はなく、逆に傷や汚れも含めて正直に表示することで、信頼を得られます。
タイトルと商品説明を充実させる
タイトルには検索されやすいキーワードを含め、商品の魅力が伝わるように工夫します。商品説明では、詳細を丁寧に記述し、購入者が不安を感じないようにすることが大切です。
再出品のタイミングを考慮する
再出品は削除から数日経過してから行うことが望ましいです。これにより、事務局に不審がられることを避けることができます。
「いいね!」と「コメント」はリセットされる
再出品すると、以前の「いいね!」や「コメント」はリセットされます。新着商品として扱われるため、これらのリセットが行われることを理解しておく必要があります。
これらのポイントを踏まえて再出品を行うことで、商品が売れる可能性を高めると同時に、ペナルティのリスクを最小限に抑えることができます。
メルカリルール違反を避ける!削除・再出品以外の注意点
メルカリで安全に取引を行うためには、以下のルール違反に注意することが重要です。
「ノークレーム・ノーリターン」の使用を避ける
「ノークレーム・ノーリターン」という言葉は、購入者の正当な権利を無視するものであり、メルカリのコミュニティを損なう行為です。購入者が商品に不満を持った場合、適切な対応を期待するのは当然のことです。このような文言を使用することは、トラブルの原因になるだけでなく、サービスの信頼性を損ねるため、絶対に避けるべきです。
出品禁止商品の確認を徹底する
メルカリには出品が禁止されている商品が多数あります。これには法律で販売が制限されている商品や、倫理的に問題のある商品が含まれます。出品前には必ずメルカリの出品禁止リストを確認し、違反しないように注意しましょう。違反が発覚した場合、アカウント停止や売上金の没収など、重大なペナルティが科される可能性があります。
偽造品や違法商品の出品を絶対にしない
偽造品や違法商品の出品は犯罪行為です。これらの商品を出品することは、ペナルティの問題を超えて法的な責任を問われることになります。また、メルカリ自体が捜査の対象になる可能性もあるため、絶対に行わないようにしてください。
これらのルールを守ることで、メルカリでの安全な取引を維持し、自身のアカウントを保護することができます。常にメルカリのガイドラインを確認し、ルールに従って取引を行いましょう。
まとめ
メルカリでの商品削除と再出品は、ルール違反ではありませんが、度重なる行為は他のユーザーに迷惑をかけたり、転売行為と疑われる原因にもなり得ます。再出品を検討する際には、以下の点を心がけましょう。
- 公開停止を活用する
商品を一時的に非公開にする公開停止機能を利用することで、再出品時にページを一から作り直す手間を省くことができます。 - 再出品の際には改善を図る
ただ単に再出品するのではなく、価格の見直しや商品説明の充実、画像の質向上など、売れる可能性を高めるための改善を行いましょう。 - 教材やサービスを活用する
ビジネスの成功には、独学だけでなく体系的な学びが重要です。信頼できる教材やサービスを利用して、効率的に知識を身につけましょう。