新型コロナウイルスの影響でマスク不足が続いています。

マスク不足はいつ解消されるんだろう。。。

正直2月の上旬から店頭でマスクの姿を見たことがない。
3月頭に政府から「6憶枚以上供給される」と発表がありましたが、それ以降も店頭ではマスクを見ていません。
日本国内のマスクの需要数と供給数の最新状況はどうなっているのでしょうか。
今後もマスク不足は続くのでしょうか?
- マスク不足の状況と解消時期について
- マスクの入荷情報
- マスクがなくても出来る対策
上記について解説していきます。
マスク不足は解消するのか?

日本政府はマスク不足を解消すると発表
2月12日菅官房長官は下記の発表を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクが品薄状態になっていることについて、菅官房長官は、早ければ来週にも、品薄が解消されるとの見通しを示した。
菅官房長官「(マスクの品薄解消の見通し時期は?)考えているのは、来週以降ということであります」
菅長官は12日午前の会見で、「1月28日に増産を強く要請し、24時間生産などの態勢強化で、現在、1億枚以上を供給できる見通しができた」と述べていた。
そして、午後の会見で、品薄状態が解消される時期について、早ければ来週との見通しを示した。
FNN PRIME
菅官房長官のコメントを抜粋すると次の通りです。
2月12日菅官房長官のコメントです。
- 主要メーカーに増産を依頼(その後SHARPもマスク生産に加わると報道あり)
- 1億枚以上を供給できる見通し
- 早ければ来週以降に解消の見込み
2月12日時点での来週となると2月16~22日の週です。
そこからさらに2週間経過していますが、いまだ店頭にマスクが並んでいない状況です。
次の注目すべき政府発表は2月29日です。
安倍晋三首相は29日の記者会見で、品薄状態が続いているマスクについて増産支援を行っているとして「3月は1月の生産量の2倍を超える月6億枚以上の供給を確保する」と述べた。
毎日新聞
2月29日の安倍総理のコメントです。
- 月6億枚の供給を確保する

マスク増産で6憶枚!!

途方もない枚数ですがこれだけ生産すれば問題なく供給できるんじゃないか、と期待できました。
そして3月11日の菅官房長官の発表です。
1週間で9億枚が消え、動いた「マスクチーム」 情報収集で 3省タッグ
毎日新聞
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、1カ月半以上も品薄が続くマスク。政府の要請に応じてマスクが増産されるなど品薄解消に向けた努力は続いているが、ドラッグストアなどの店頭だけでなく、必要度が高い医療機関や高齢者施設でも不足は続いている。そうした中、10日に突如、政府の「マスクチーム」の存在が明かされた。
3月11日の菅官房長官のコメントです。
- 政府にはマスク対応のチームがある
- 増産は継続している
- 1週間で9憶枚のマスクが無くなる

1週間で9憶枚。。。

予想以上の数値だった。。。
国内生産以外のマスクの状況
中国のネット通販会社の最大手「アリババグループ」の創業者、ジャック・マー氏が、日本の支援へのお礼として100万枚を寄付してくれました。
このマスクがその後どうなったかというと、3月11日に三重県内の医療機関に内1万枚が配布されたことが報道されました。
中国のネット通販最大手「アリババグループ」の創業者、ジャック・マー氏が、日本の支援へのお礼として贈ったマスク100万枚のうち、1万枚が三重県に届けられました。
CBCニュース
「中国も厳しい状況にある中で、あえて日本のためにマスクを提供していただいたことに、非常にありがたいと思っています」(三重県医療保険部・三木惠弘さん)
マスクは三重県内の医療機関に配布されます。
自国も大変な状況なのにマスクの寄付は大変ありがたく、感謝致します。
この寄付の品はマスクを必要としている公共機関に優先的に配布されるようです。
マスクの転売を禁止する国民生活緊急措置法が改定
国民生活緊急措置法案でマスクの高額転売が3月15日より禁止されます。
1円でも利益が出るような販売方法は全て規制の対象になるそうです。
さらに違反者は懲役1年以下か100万円以下の罰金となりかなり厳しい罰則となります。
ちなみにこの法案は昭和48年の第一次オイルショックの際に、物価の高騰を防ぐ目的で制定されました。
この法案により、転売目的での買い占めが減り、流通量が回復することを期待します。

それくらい緊急事態ということだね

ちなみに市販のマスクだけではなく手作りのマスクも対象になるから、メルカリなどにハンドメイドのマスクを出品している人は気を付けて!
マスク不足は深刻な状況になっている
SNSで全国のマスクの状況を調べてみましょう。
マスク不足はいつまで続くのか?解消時期の予想

政府の発表内容を整理すると次の通りです。
- 3月は6億枚の増産予定
- 1週間で9憶枚のマスクが無くなる状況
一週間で9憶枚がなくなるということは、現在の状況が続くと一ヵ月で36憶枚が消費される可能性があるということ。
それに対し3月の供給予定は6億枚ということは消費数に対し約17%しか生産できないことになります。
つまり需要に供給が未だ追いついていない状況です。
政府発表の数字の裏付け
日本国民の数は1憶2680万人です。
全国民が1日1枚使い捨てマスクを使用すると1ヵ月で約38憶枚のマスクが必要です。
この仮定の数と3月11日の菅官房長官の発表数はほぼ同じ推移となります。
また供給が増えてきたとしても、医療機関や公共機関に優先的に納品されるので国民に行き渡るのは先になるでしょう。
そのことから、ウイルスの収束の状況にもよりますがあと数か月はマスク不足が続くと考えられます。
マスクがない状況でもできること
マスクが手に入らない状況はどうしようもないのですが、生活はしていかなければいけません。
我が家で取り組んでいる対策は以下の通りです。
- マスクは消毒して数回使用
- 外出先で子供が触るものはアルコール消毒
- 帰宅して手洗いの前に着替えをする
- うがいは6回まで
- 不要の外出は控える
最後の不要の外出についてですが、1週間のうち食材の買い物が大きな割合を占めていました。
買い物となると子供も連れていかなければならず、リスクを感じていました。
そこで今回ネットスーパーを契約して食材はそこで購入しています。
イトーヨーカドーではママ応援キャンペーンを実施していて102円で商品を届けてくれます。
また食材は実際の店舗と同じ販売価格で、セールや特売品も購入出来ます。
ネットスーパーに関しては別記事にまとめましたので御覧ください。
まとめ:マスク不足はいつまで?解消時期の予想【増産・入荷・在庫状況】
最後までお読みいただきありがとうございました。
マスク不足は深刻ですが、国を挙げて増産を急いでいますし中国からの輸入が再開されたとの報道もありました。
転売の禁止で流通量に余裕が出ることも予想されます。
台湾のデジタル担当政務委員(大臣)の唐鳳(オードリー・タン)が自国のマスクの流通を補助するサービスを開始しました。
その管理方法がすばらしいと話題になっています。
- GPSのマップを利用しマスクの在庫状況の情報を共有
- マスクの購入には国民番号(日本でいうマイナンバー)が必要
上記の方法で国民に平等にマスクが行き渡るように整備したそうです。
他国の良いところもどんどん取り入れて1日でも早く流通の回復を希望します。