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ベーシックインカムの解説と前澤氏の注目を集める目的について

ベーシックインカムの解説と前澤氏の注目を集める目的について時事・ニュース
クオモ
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元ZOZOタウンの社長、前澤氏が今年もお年玉の企画を行っています。
昨年は100万円を100名(1億円)に配布でしたが
今年は100万円を1000名(10億円)に配布ということです。
10億の私財を投じて前澤氏が個人で実証しようとしている「ベーシックインカム」とはなんなのでしょうか?
わかりやすく解説していきます。

こんな悩みを解決します
  • 前澤氏が行ったお年玉企画とはどういう内容なのか
  • 実験しようとしているベーシックインカムとは?
  • 2回目のお年玉企画を行う前澤氏の目的は?

今年は100万円を1000名に

前澤氏のお年玉企画今年は100万円を1000名に

昨年100万円のお年玉企画で一躍話題になった
元ZOZOタウン社長の前澤氏ですが
今年も100万円企画を実施しています。
さらに今年は100万円を1000名に
総額10億円の企画を行うそうです。

昨年は応募者の中から
お年玉の使い道をプレゼンした人を
選んでいましたが
今年はランダムで選ぶという発表がありました。

昨年と同じように使い道の説明や用意が必要と
考えた人には「ラッキー!」と思うかもしれませんね。
今年は誰にでも当選のチャンスはある、ということになります。

お年玉企画の狙いはなに?

なぜこんなことをするんだろうか?
そう思った方も少なくないでしょう。

昨年のお年玉企画は100名に夢を与える
というコンセプトでしたが
その金額や内容以上に
前澤氏の個人の「広告」といった印象がとても強かった企画でした。

企画は結果的に約530万というRTを生み
世界的な記録となり
海外でも話題になりました。

1億円の広告費でこのような大きな反響を得ることが出来るのであれば
むしろ安いくらいの
費用対効果だったと思います。

毎年恒例のすしざんまいの
初まぐろの競りの費用も約3億ですから
その広告費と比較しても
前澤氏の企画がどれだけ
コスパのよい広告だったかが
わかります。

今年の企画も宣伝・広告目的なのか

昨年は前澤氏はZOZOの社長在任時のお年玉企画でしたから
「なんだ、ZOZOの宣伝か」と思った方もいたでしょう。

しかし今年はZOZOは退任しており、前澤氏個人としての企画になります。

昨年と同じことをしても
同じような反響が得られないことは
前澤氏も承知していると思います。

その上で前澤氏が発信したお年玉企画の目的が

「ベーシックインカムの個人的実験」

ということでした。
ベーシックインカムとはなんなのでしょうか?

ベーシックインカムとは

前澤氏のお年玉企画の目的ベーシックインカムについて

実はベーシックインカムとは
フィンランドで導入された政府の政策のひとつです。

簡単に解説しますと
政府が国民の中からランダムで2000人を選び
月額560ユーロ(約7万円)を給付する
という政策です。

この額はフィンランドの失業手当とほぼ同額になるそうです。
選定方法も失業中の人に限定されるわけではなく
完全なランダムなのも特徴です。
また、ベーシックインカムの受給による税金の増加なども免除になるそうです。

なにを目的に政府がそのような政策を行うのか
その目的は以下の通りです。

ベーシックインカムの目的
  • 雇用や所得に変化はあったのか
  • 健康面やストレスに変化はあるのか
  • 個人的な幸福感に変化があるのか

上記を調査することが目的でした。
壮大な社会化実験ですね。

またシンプルに

お金持ちになると働かなくなるのか

を調べる目的もあったようです。

ベーシックインカムは
2016年から2018年まで約2年間実施されました。
その実証結果が以下の通りです。

ベーシックインカムの実証結果

2年間のベーシックインカムの実施の後
フィンランド政府によってその実証結果が発表されました。

ベーシックインカムの検証①:雇用や所得に変化はあったのか

ベーシックインカムの対象者2000名に対し
比較対象者は非対象者の17万3000名になります。

ベーシックインカムの導入の結果

雇用と所得については大きな変化はない

という結論になっています。
毎月、一定額の副収入を得たとしても
みんないつもと変わらずに仕事を続けていたということですね。

ベーシックインカムの検証②:健康面やストレスに変化はあるのか

こちらについては
ベーシックインカム受給者が非受給者に比べ
健康である、ストレスを感じない
という回答が約10%多いとの結果になりました。

所得の多さが健康面とストレスに関係している
という実証結果が出たようです。

ベーシックインカムの検証③:個人的な幸福感に変化があるのか

これについてはフィンランド政府は
②の上昇に伴い、個人的幸福感は増している
という結論付けになっています。

結論:働かなくなることはない

今回のベーシックインカムが

  • 2年間という期間限定だったこと
  • 給付金が失業手当と同額だったこと

上記条件内でしたが
人は副収入があっても仕事は継続するということがわかりました。

フィンランド政府の検証結果はあくまでまだ暫定の数値の話なので
正しい集計結果の発表は2020年中になるとのことです。

前澤氏がベーシックインカムで見ようとしていること

ここからは私の主観と想像が入ります。

前澤氏は以前、TVの対談の中で以下の内容の話をしていました。

みんなお金に囚われすぎてる

お金のために働き、お金のために生きる
それって本当に幸せなのでしょうか?

前澤氏はそのように疑問を持ったと言っていました。
コメンテーターからは
「お金持ちだから言えること」と揶揄されていましたが
とても印象的な一言だったのを覚えています。

その上で次のような内容を話していました。

この世からお金を無くしたい

この世からお金を無くしたい。
実現可能だと本気で思っている。

恐らく前澤氏は
ベーシックインカムと同じ手法でお金を配布し
それまで仕事と生きる目的だった
「お金」という概念を取り外した上で

人は何のために生きて、そして仕事をするのか

を見ようとしているのだと思います。
そこに今後立ち上げようとしているビジネスを
マッチングさせようとしている
のでは
ないでしょうか。

まとめ

今回のお年玉企画は
2回目と言えども
前澤氏の個人としての活動や
新しく始めたYouTubeの
広告的な側面、

「社会化実験」と銘打っておけば
お金目的のフォローRTの後ろめたさの免罪符になる
などの細かな配慮も見えますが

個人的には
「人の生きる目的を知りたい」
為の企画だと思えました。

私個人としてもとても興味がある内容なので
運よく当選された方の中で
その後を発表してくれる方が現れたら
結果を見れるのを楽しみにしています。

今回の記事について、お問い合わせなど御座いましたら下記ツイッターのDMまでご連絡ください。
宜しくお願い致します。


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